おもちもちもち

娘、おもちとの手さぐり育児記

腕の中の寝顔

五月になり、中旬生まれのおもちはもうすぐ一歳になります。

GWの今、保育園はお休み。
私も仕事のお休みを頂いて、連日おもちと一緒に過ごしています。


午前中は十時頃に眠くなるおもちが先程ぐずり始めたので、ヒップシートに乗せて、お尻をトントン叩きながら抱っこでゆらゆら。

じきにウトウトし始め、体の力が抜けていって、間も無く寝息を立て始めました。


最近、しばらくそのまま、寝顔を眺めます。


下唇をちばちば吸いながら眠る癖で、小鳥のように尖った上唇を微かに動かす。

鼻が詰まりやすく、くぉー、くぉーとちょっとだらしないいびきをかく。

あだ名の由来のもちもち頬っぺたはすべすべで、桃のような淡いピンクがかっていて。

女の子なのにと心配していた薄い髪の毛は、薄いのは相変わらずだけどどんどん伸びて、額を覆うようになってきて。

まつ毛も一丁前に生え揃って、別の生き物のようにめちゃくちゃに動いていた手は、眠っても「離さんぞ」とばかりにしっかり私の服を握っていて。


一つ一つの姿に、これまでのおもちの姿を重ねてしまって、なんとも言えない、嬉しいような、寂しいような…

色々な気持ちが混ざって、胸がじんわり、目頭が熱くなってきます。

大きくなったなぁ。
重たくなったなぁ。

可愛いなぁ。

しみじみ感じながら、布団に下ろした後も、万歳の手ですやすや眠るおもちをしばらく眺めてしまいます。


寝ぐずりがひどく、泣き方も激しいおもちに手を焼き、早く寝ろ、早く一人で寝られるようになれ、眠いのになんで寝てくれないの…

と悩み、イライラしてしまったり、寝てもすぐ起きてしまうため常に張り詰めた気分でいた数ヵ月間。

思い返すということは、気づいたらその時期が過ぎていたらしくて。


そうなると、あと何回、こうして腕の中で眠ってくれるんだろうなぁ。私自身何回、こんな風におもちが眠るまで抱っこしてあげられるんだろうなぁ。

そう思うと、愛おしくてたまらなくなります。


保育園はかなり馴れたようで、連絡帳に書かれている昼寝の時間も一定してきて、時間も長くなってきたようです。

他にも、泣き出しても他の興味を見付けて自分で泣き止んだり、経験から学んで行動が慎重になったり。


ちゃんと自分で成長する力があるんだなぁとびっくりさせられるこの頃。

これからも成長著しいんだろうなぁ。

仕事に復帰して、その姿を間近で見られる時間は減ってしまったけれど、一緒にその成長を喜んで、目に、記憶に、焼き付けて過ごしていきたいなぁ。

そんな風に思った休日の朝でした。


さて、鬼の居ぬ間に洗濯と言うし!ご飯の下ごしらえしますかー!



☆夫、いちさんのブログはこちら↓☆
https://ichisan0621.hatenablog.com

今朝の登園

本日、浜松市内は朝から雨ザーザー。


雨やー濡れるー逃げろー!!とおもちを抱えて駐車場の車にダッシュチャイルドシートイヤイヤ期でビチビチ跳ねて仰け反るおもち魚をなんとか乗せて、出発!

ぎゃー!とか、あーでゃでゃでゃでゃ!!!とか、ちゃちゃぢゃぢゃー!!!と絶叫するおもちに「あーい、いるよいるよー母ちゃん前にいるー!」とアピールしつつ、保育園に到着。

雨が降る中、これ持ってこれ持って、これは仕事のやから車に置いてって、あーこれ持っておもち抱っこして傘さすのは難しいなー、出入口までダッシュでいいかー…とか色々考えながら荷物をまとめて、いざ!車からダダッとダッシュ!!

入り口が近付いて、気付いた。

あ。


おもち本体、忘れた。


何をしに保育園来たのか…
自分のアホさに失笑、慌てて車へ戻りました。

おもちは私がふざけていると思ったらしく、ドアを開けた私を見て「エヘヘヘヘッ!!」と楽しそうに笑っていました(笑)ごめんね、マジで忘れてた(笑)


昔、四人の子育てに追われていた実母(ちなみにしろたろう、四人兄弟です)が、買い物の時に姉を忘れて帰ったことがあるという話を聞いて

「えーひどい!!」

と笑った事がありましたが、たった一人の我が子を忘れた私に彼女を責める資格はもう毛ほどもありませんね。

母ちゃん気を付けます(笑)





夫、いちさんのブログはこちら↓
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原動力となる言葉

先日、いちさんがお休みだった日。おもちの保育園を休ませるか当日まで悩んだのですが、まだその頃は慣らし保育の途中だったので登園。

夕方のお迎えまで、久しぶりに夫婦水入らずでお茶したりご飯を食べたり、ぶらぶら買い物したり出来ました。

その中で、お互いに始めたブログについて話していた時、とても嬉しい言葉を沢山もらいました。

(ちなみにいちさんのブログはこちら↓
https://ichisan0621.hatenablog.com)



近頃、積立てや生活面での経費削減の知識収集に目覚めたいちさんは、とても生き生きとしながらあれこれと勉強しています。そして最近始めたブログも、その知識を活かして記事を書いていく予定だそうです。

以前は趣味という趣味が無いとぼやいていた彼ですが、ようやく自分の興味のあることを見つけた姿は輝いていて、頼もしく、また安心もしました。


しかし同時に、焦燥感も感じました。

あーやばい、私は何も無い、と。


趣味はあれこれとあるのですが、どれも遊びの範疇を出ないものばかりで、別段人に誇って話せるようなものではありません。

そのため、今回のいちさんの「今後に役立つ知識、生きる力」のような興味と学ぶ姿勢はすごく眩しくて、しかもブログも私より建設的でまとめ方がうまい。わかりやすいなぁ、すごいなぁ、と、恥ずかしながら羨ましさと少しの嫉妬を持ってしまいました。


それを正直に伝えたところ、

「いや、しろの文章は俺に書けない面白さがあるし、読ませる力があるよ!」

と、こちらのどんよりした思いをスパッと切り裂くように、明るく返してくれました。


「まず女性と男性は着眼点が違うじゃん。


男性は大抵、それをやって結果どうなったか、数値的にどう変わったかが重要。
俺は物のスペックとか類似品の比較した時の違いを書いたり、実際自分が気になったものを体験してみた前後を書こうと思ってる。


でもそれって女性からしたら面白くなかったりするでしょ。
気持ち的なところとか、共感したりできる方が大事。


その面、しろは文章書き慣れてるし、人に読ませるのがうまいと思う。俺は活字苦手だけど、しろのは面白いからスルスル読める。

俺はそれがすごいと思うし、そこは勝てないなぁと思ってるよ。」



なんでもないことのようにサラッと言ってくれましたが、私はとても嬉しかったです。


元々は自分の書いたものに全く自信が持てず(書いたものだけでなく、思えば小さい時主に兄に自分のやることなすこと馬鹿にされた記憶があり、それが今でも何をするにもついて回っているところもあるかも・・・)、恥ずかしいものと感じて、人に見せたりすることは日記以外ほとんどありませんでした。


けれど、その少ない機会でも、「勿体無いから本気でやってみなよ!」と言ってくれる友達や、褒めてくれる先生、日記を楽しみと言ってくれる方々のお陰で、少しずつ「あ、頑張ってみてもいいのかな。」と自信とモチベーションをもらってきました。



そして今、一番近い場所で私の好きなこと、頑張っていることを認めて褒めてくれるいちさん。

本当に、ありがたく、何に挑戦するにも強い心の支えになってくれています。


日本人は何かと「言わなくてもわかるだろう」という考えの人が多く、感謝も愛情も口に出すことが少ないように思います。わざわざ言わなくたってどうせわかるよ!ってな風に。

私も元はそのタイプの人間で、良いと思ったことでも、思ったことを人にそのまま伝えるのが苦手でした。以前のブログでも書いたように、人に好意を伝えることが本当に苦手で、そのくせ自分は人から褒めてもらいたがり。

されて嫌なことはするなと学校でよく教えられた覚えがありますが、自分がされて嬉しいことを人に積極的にやるようには教わらなかった気がする。
逆パターンだって当然然りなのに。



いちさんは常に、愛情表現も、喧嘩をする時も、私の良い所を見つけた時も、ほぼ包み隠さずストレートに伝えてきてくれました。

出会ってから9年、結婚して間もなく5年。

いろいろありましたが、絆はどんどん強くなっているし、結婚したのがこの人で本当に良かった、と心から思います。


実は今まさに人生の転換期を迎えている我々ですが、これからもお互いへの思いやりと尊敬の念を忘れず、何十年後も一緒に笑っていられたらすごく嬉しいなぁ、と改めて思った一日でした。



さて、明日はいちさんお休みの日!おもちと三人、楽しく過ごしたいと思います!
皆様も良いGWをお過ごしください。

バイバイ、パイパイ。

その日は突然やってきました。


離乳食が1日3回になり、そのサイクルが軌道に乗り、しっかり定着した今月初め頃。

麻疹騒動の時書いたように沖縄に行った直後、いつも通りの日々へ戻ってきたある日の夜、すっかり添い寝トントンで眠るようになったおもちを寝かしつけている最中、ふと気付きました。


あれ、そういや今日、1回も授乳してない…?


思えば夜間断乳してからは夜の授乳は無くなっていたし、数日前からは日中おもちがぐずった時など1日1、2回ほどしか乳の出番はなく、それも気付いた私が促した時だけ。

そして私が気付かなかったこの日、本当に一度も授乳していませんでした。


それに気付いた時にはもうおもちはウトウトと眠りに落ちつつあり、驚きと感慨を持ってその横顔を眺めながら、同時に

あぁ、まだ行かないで…

と急にとても寂しい気持ちになりました。


授乳をやめる時期については全く考えておらず、恥ずかしい話私自身が乳離れがとても遅かったこともあり、本人が欲しがるのなら夜以外は特に意図的に断乳するつもりはありませんでした。

それが、まさかの突然の卒乳。

乳離れについては多くのお母さんが苦労するという話を聞くので、その点とてもありがたく喜ばしい話ではあるのですが、こんなに早くその日が訪れるとは思わず、私の心がついてこられなかった。


思い返せばまず臨月の頃、ここから乳が本当に出るのかと首を捻り。

産後初めての授乳で、ふんにゃふにゃのおもちが、誰にも教わってないはずなのにちゃんとカパッと口を開けて乳に食らいついてきたのを見て、「こんなグニャングニャンの激小さい生き物でも、既に生きる意志と本能を備えているのか…」と感動して一瞬会陰切開の痛みを忘れ。

他のお母さんと比べて明らかに乳が出ておらず、フギフギ泣くおもちに申し訳なくて、ひよこクラブの授乳の悩み特集を隅々読みまくって、とにかく乳が出るようにと無理してでもご飯をガツガツ流し込み。

やっと張ってきた乳の乳腺開通のために、陣痛より痛い看護師さんの鬼のマッサージに目を白黒させながら歯を食いしばって耐えたり。

退院後、片乳側面の謎の焼けるような激痛に数週間悩まされ、何度相談して診察してもらっても原因が判らず、結局いつの間にか消えていた事もあり。

頻回の慣れない授乳ですぐに乳頭が痛くてたまらなくなり、あらゆる対策を全て試し、全回復する時間もなくすぐにまた次の授乳時間になって、痛みに備えるため深呼吸してから授乳に臨んだり…

昼夜関係なく爆泣きのおもちに白目向きながら授乳して。

初夏の青々とした実家の庭を眺めながら、

「いったいこれはいつまで続くんだろう…」

となんだか泣きたいような気持ちになりながらぼんやりした日もありました。


数えきれないほど繰り返してきたその時間。


おもちはぐんぐんと力強く乳に食らいついて、腕が余るほど小さく軽かった体は少しずつ確実に大きく重くなっていって、体勢が辛くなると授乳スタイルが変わったりして。


女の子なのに髪の毛がとっても薄くて、授乳しながら産毛のような髪を撫でて

「早く生えろー、男の子と間違われなくなれー」

と念じていた頭はそれなりに髪が伸びて(未だに男の子に間違われる事もあるけど笑)。


初めての離乳食の時は、甘酒のようなシャバシャバの10倍がゆを一口口に含んで、どうかな!?と注目する私たち両親の期待に応えてか「ううううぇーーーーん!!!!」と大泣きして、まだまだおっぱいがメインになりそうだねーなんて笑っていたのに、いつの間にか一丁前に3回食平らげるようになって。


大きくなったんだな。

あっという間だな。

今は赤ちゃんの君は、すぐに大きくなってしまうんだな。


そんなことをしみじみ考えながら、常夜灯だけ点いた寝室の暗がりの中、おもちの寝息を聞きながら、涙が出ました。

成長はとっても嬉しいけれど、やっぱり寂しくなってしまう部分も大きい。


辛抱のない私にはしんどく感じてしまう事が結構あって、その度に「早く大きくなってくれればいいのに」「早く楽になりたい」と、そんなことばかり考えてしまいました。

でも、授乳と同じように、親が子供にしてあげられること、世話を焼かなければいけないことは永遠に続く訳ではなくて、むしろとても短い期間なんだろうなぁと思います。

そしてその期間を過ぎてから、その尊さを身に染みて感じて、こんな風に寂しく思ったりするのかもしれない。


まだまだ子育ての入り口付近で右往左往する毎日で、すぐに余裕が無くなって毎日をただただ乗りきるだけの日々になってしまいがちですが、ふと気付いた時には一息ついて、おもちの今の可愛さ、今しかない姿を心に刻み付けていきたいなぁ、と思った一日の終わりでした。

ちなみにその後、数回だけおもちが授乳を要求することがあり、私もあの感覚が懐かしくもう死ぬほど授乳してやりたい気持ちに締め上げられました。

が、離乳食もしっかり食べられているし、何よりせっかく無理なく卒乳できそうなおもちを中途半端に引き留めて機会を逃してしまいそうな気がして、誤魔化し誤魔化し。


ただ実は一度だけ、おもちが体調を崩してしまった麻疹騒動の時、母乳には免疫成分があると聞いたので飲ませようとしました。

その時、最後に飲んでから1週間近く。
不味くなってたりして…と思いつつ差し出すと、大喜びで飛び付いてきたおもち。


で、ガブリ。


久々の授乳+急激に生え揃ってきた前歯の容赦ない一噛みで、乳首ギロチン、私絶叫。

おもちはおもちで私の反応に驚いたのか、やっぱり不味かったのか分からないけれど、すぐに口を離して、顔をくっしゃくしゃにして号泣。。


それを見て、ああこれは本当にもうこの子には授乳が必要ないんだな、と納得して、わんわん泣くおもちを抱き締めて、


「今まで飲んでくれてありがとう。
もうさよならだね。」


と私も泣き笑いながら、背中をさすりました。


沢山思い出の詰まった、人生初の授乳ライフでした。

ありがとうパイパイ。
バイバイ、パイパイ。

麻疹(はしか)騒動

前回の更新からかなり日が経ってしまいました。
というのも、タイトルのこと…


4月頭。私たち一家は、兄の結婚式のために沖縄にいました。


そして帰宅から数日経った4月中旬、おもちが数日間に渡って鼻水がダラダラなのと微熱が続きました。その頃に初めて、沖縄で麻疹(はしか)が流行っている事を知り、心配になって調べれば調べる程に恐ろしくてたまらなくなりました。



ちなみに麻疹というのは、麻疹ウイルスの空気感染(感染者の咳やくしゃみ等で出たウイルスにより周囲に感染する)により起こる病気です。


症状としては、初めは咳や鼻水、目ヤニ、38度前後の発熱など風邪のような状態が3~4日続きます。


その後、一旦下がりかけた熱が再び上がり40度近い高熱が3~4日続き、顔や全身に発疹(赤いブツブツ)が広がり、徐々に良くなっていくそうです。


それだけならともかく、特におもちのようにワクチン未接種の1歳未満の乳児では重篤化する場合が多く、また合併症により中耳炎や肺炎、脳炎などを起こし、死に至ることもある非常に恐ろしい病気です。昔から「命定め」と言われるほど、致死率の高い病気として恐れられていました。


そしてその時は無事に治ったとしても、何年も経った後に進行性の脳炎を発症する場合もあるそうです。(これを知ってさらに怖くなった。詳しくは"SSPE"で調べてみてください。お子さんがSSPEになってしまったお母さんの書かれた手記もあります。)

しかも、なんと特別な治療法も特効薬もなく、発症した場合は本人の体力次第だそうで、辛い症状を軽減するだけの処置(対症療法)しか行えないそうです。



そしてさらにこの病気の困ったところが、感染力が非常に強く、感染者とすれ違うだけでも感染する恐れがあるほど。普通のマスクでは感染を防げないそうです。


そのため今回の流行により、沖縄県では当初、罹患者の行動歴を公表しており(現在は感染の拡大によりもはや行動歴も載せなくなりましたが…)、私は行動範囲や日にちが被っていないか目を皿にしてチェックしました。


ちなみに私たちはおもちがまだ小さいこともあり、一度ビーチを散歩したくらいで、お式の時以外はほぼホテルの中で過ごし、人混みの中には行っていませんでした。



そのため可能性は低いだろうとは思いつつ、情報を得るほどに万が一を考えると怖くなり、ひとまずかかりつけの病院へ沖縄に渡航した旨を事前に伝えて受診しました。


隔離部屋で診察を受けたのですが、その時点では熱も高くなく、麻疹の特徴的な症状(発疹や、口の中にできるコプリック斑と呼ばれる白い斑点)も見られない為、恐らく普通の風邪だろうということで、風邪薬を服用しての様子見となりました。


念のため、高熱になったときに使う解熱用の坐薬も処方してもらいました。


その後数日間、おもちの体温は37度前半をうろうろしており、あー良かったきっとただの風邪かなーとホッとしていました。


が、最初の微熱から3日ほど経った日の事。お昼寝から起きたおもちがしがみついてきた瞬間、異変に気づきました。



え、めっちゃ熱い。



慌てて耳で測る体温計で測ると、39.1度。
目ん玉飛び出た。


インフルエンザの時もここまで高くならなかったのに、生まれて初めてのガチ高熱。


体温計がおかしいんじゃないかとも考えるけれど、触ってすぐわかるほど、明らかにいつもよりめちゃめちゃ熱いおもちの体。


人から子が熱出したなんて聞いても、あー子供なんて熱出すもんだよねーなんて分かったように言っていた私でしたが、我が子の事となるともうそれはそれは慌てました。


どうしよう、熱すぎて脳とかどっか異常になったりしないかな!?

すぐ病院行かなきゃ手遅れになったりしないかな!?

暖めてあげた方がいいのか、冷やしてあげた方がいいのか…
あわあわあわどうしよう…!!!!


と、脳内大パニックで、「あーおもちーーーーー大丈夫ーーーー!?」とかなんとかわーわー言いながら、何度も熱を測ったりおもちの体を抱き締めたりおでこに手を当ててみたりワタワタ。


ひとまず、38.5度以上になったら使うように言われていた坐薬を入れ、おもちをギューッと抱き締めていました。



幸いにもおもちが熱の割にいつも通り元気だったのでまだこれでも冷静な方でしたが(どこがやねん)、これがぐったりしていたらもう救急車とか呼びかねないくらいには動揺した。


その後坐薬のお陰で一度37度台まで熱は下がりましたが、効果が切れたらしい夜中に再びボンッと熱が上がり再びの39度。


深夜2時に洗面台やキッチンをゾンビのように右往左往しながら濡れタオルと保冷剤を用意して、心なしか呼吸の早いおもちに半泣きになりながら頭や首を冷やし、熟睡しているおもちの寝顔を眺めて治れ治れ治れと念じまくっていました。


翌朝、おもちが起きてすぐに検温。37度台まで下がっていてホッと一安心しましたが、念のためと前日に予約しておいたかかりつけの病院を受診。依然麻疹の可能性は否定できないので念のため再び事前連絡をして、前回同様隔離部屋へ通されました。


しかしやはり今回も発疹も無く、麻疹らしい特徴的な症状もありませんでした。そして血液検査もして頂けたのですが、炎症反応は多少あるものの白血球値が麻疹の場合とは違うということで、やっぱり麻疹ではないんじゃないかなー?と診断され、一応まだ鼻水は出ているし微熱もあるので風邪薬だけ貰って、安静にするように言われ帰宅しました。


そしてその日の夜には平熱まで下がり、良かったねーもう熱上がらなければ明日には久々に保育園行けるね!とおもちとニコニコしていました。



が。

翌朝早く、昨日診察していただいた先生から電話があり、心配になっていろいろ調べたり他の先生から話を聞いたりしたところ、昨日のおもちと同じような白血球値でも病状のタイミングによっては麻疹の可能性が全く無いとは言えないということが分かったから、こちらで手配するから今日大きい病院で詳しく検査してもらってきて!との事でした。


ちなみにおもちはもう元気いっぱいで熱も下がっていましたが、麻疹の可能性がゼロではないことが私たちも気になっていたので、わざわざ手配して頂いてとてもありがたかったです。


そのため、指定された時間に紹介してもらった病院へ向かいました。


そこで問診と視診、のどの粘膜の採取と採血をされ、この時同じく体調不良だった私も念のためということで急遽同じ検査をしてもらいました。


結果がすぐには出ない(院内ではなく、保健所など外部機関での検査となるため)とのことで、この日が金曜だったこともあり、結果は早くてその日の夕方か、もしかしたら月曜日になるから、申し訳ないけどそれまでは外出しないように、そしてもし今後発疹が出たり発熱があったりしたらすぐに連絡するようにと言われました。


救いだったのが、2時間近くかかった検査や診察で空腹と自由に動けないことで怒り出し、鮮魚のようにビチビチ暴れ始めたおもちの元気さを見て、先生たちが「この子は多分大丈夫(笑)」と笑ってくれたこと。


まぁその後すぐ「お母さんの方が怪しいね・・・」のボソッと一言にまた血の気が引きましたが・・・(笑)



そして!

その日の夜、受診した病院から電話があり、神の宣告を待つかのようにドキドキしながら話を聞きました。



結果、麻疹は陰性!!
私もおもちも麻疹ではなく、恐らくただの風邪だろうということでした。


もう、ここまで安心したのはいつぶりかってくらい。


あーーーーーーーーーーーーーー良かった・・・!!!!



ただ、この間にも沖縄県では感染者が70人以上に上り、また沖縄旅行後に埼玉県で発症、東海道新幹線を使って名古屋へ帰省し受診したところ感染確定した、という事例も出ています。


交通の発達した現代では、距離に関わらず病気の流行は早く、気付かないうちにその脅威にさらされているもの。
今回のことで、それを強く実感しました。


名古屋での事例のようにちらほらと、沖縄県外での感染報告も出ているようです。


そしてまもなく迎える旅行者の多いGW、流行がさらに広がるのではないかと懸念されています。



0歳未満の小さなお子さんをお持ちの皆様、今後の動向に十分に注意して、必要であればお子さんの早めのワクチン接種(定期接種は1歳からですが、6カ月以上では自費ではありますが希望者は打ってもらえます)をご検討いただければと思います。


そしてそのお母さんやお父さんご自身!


年代によってはワクチンが未接種だったり、幼少時の1回のみという場合があります。実は大人であっても、抗体が無く初めてかかった場合は重症化しやすく、死亡率も高いそうです。そして妊婦さんは流産や早産、死産のリスクもあります。


自分自身の身を守るのは勿論、感染を広げてしまわないためにも、是非一度ご自身のワクチン接種歴を確認してみて下さい。


ちなみに私は平成2年11月生まれなのですが、私達が高校生くらいの頃に、大学生の間で非常に麻疹が流行った時期があり、その関係で17歳の頃にワクチンの追加接種を受けていました。ただ学校や地域にもよるみたいなので、こればかりは親御さんなどに確認してみてください。




長くなりましたが、最後に。


今回、病院の先生と話していてとても印象深かった言葉があります。


「ワクチンが作られているってことは、それほど恐ろしい病気だということ。そして、それがワクチンで防げるってこと。」


おもちに何かあったらと不安でたまらなかった数日間を思うと、本当にこの言葉に尽きるなぁ、と思いました。
もちろん副反応というリスクはあるけれど、それを踏まえたとしても、ワクチン接種によって防ぐことのできる病気が沢山あります。


今回のような流行が起きた時。もし感染した時。
悲しい結果にならないためにも、お子さんを守るためにどうすべきか、この記事を読んでくださった方が今一度考えていただければ嬉しいです。

そして出来れば、なるべくご家族やお友達にも、麻疹がとても恐ろしい病気であることを伝えてもらえるといいな、と思います。



以上!

いちさんがブログを始めました!

タイトル通り、我が家の良き父、良き夫であるいちさんがブログを始めました!

それがこちら↓


ichisan0621.hatenablog.com



男性目線からの我が家の事を徒然なるままに書き記し、箇条書きや文字色などの演出を駆使して、読みやすく簡潔にまとめられていて、ちょっとジェラるわワテクシ…


まぁそれによって、夫婦で切磋琢磨してブログを育てていければなーと思います!私も頑張ろ!


共々、改めましてよろしくお願いします!

エンドレス絵本

以前まで、寝かしつけはその日の最後の授乳をしながら寝落ち・・・と言った感じでしたが、夜間断乳の記事を書いた日から、授乳無しで添い寝+おとぎ話もしくは子守歌で寝るようになりました。

 

それにより、いちさんの帰りが早い日は寝かしつけをバトンタッチ出来るようになりました!!

 

これが本当にありがたくて、今まで同じような状況の時、

 

いちさんが風呂に入れる→私が受け取り、保湿や着替え、寝る前ミルクに歯磨きなど、ここは途中で変わってもらったりは可能でしたしいちさんも率先してやってくれましたが、寝るまで授乳などは私がやるしかない…

 

といった感じだったので、おもちが寝てくれるまで私は何も出来ませんでした。

 

そして一緒にやりたくてもやる事がなく手持ち無沙汰ないちさんは晩酌、私はいつもすんなり寝るわけではないおもちを抱えながら、好きに過ごしててーと自分で言ったくせにいちさんの立てる物音にイライラ…!!

 

という、あまりよろしくないけどそうするしかない、といった状況でした。が、寝かしつけ変化後は、

 

いちさんとおもち風呂→私受け取り、風呂後のあれこれをやっているうちにいちさん戻ってくる→バトンタッチして私風呂→その後一緒にご飯&余暇時間

 

という、なんとも理想的なスムーズな流れ!!それぞれがそれぞれのやれる事をこなし、2人でのんびりする時間も確保出来る。

 

マジおんじ!!

(トライさんのCMシリーズ好きです笑)

 

という事で、先日もいちさんにおもちの歯磨きと寝る前の絵本、寝かし付けをお願いして私は風呂へ向かいました。

 

ちなみに我が家は入眠儀式として、寝室に行く前に絵本を読み聞かせています。

寝る前にルーティンとなる習慣があると眠りやすくなると聞いたことがあるので7か月ごろから取り入れ、実践しています。単に疲れているから寝ている気がするので、効果があるのかは謎ですが、、笑

 

そんな訳でこの日も歯磨きのギャン泣きが聞こえた後、絵本を読み聞かせる声が聞こえてきました。脱衣所でその声に耳を傾けていると。

 

「ゆうごはんごちそうさま。

 

バイバイおひさま、それじゃあまたね。

 

・・・ゆうごはんごちそうさま。

 

バイバイおh・・・ゆうごはんごちそうさま。

 

バ・・ゆうごはんごちそうさま。。」

 

 

何回メシ食うねん。

 

絵本を捲れるようになったおもちによる妨害ですが、いちさんは根気よく求められたページ(と言ってもおもち本人は内容に関心無さげですが笑)を繰り返し繰り返し読んでいました。

 

ありが父ちゃん・・・!

 

ちなみにここで読んでいるのはこちら↓

 

ねんねのじかん (レスリー・パトリセリの赤ちゃんえほんシリーズ)

ねんねのじかん (レスリー・パトリセリの赤ちゃんえほんシリーズ)

 

 

日本語の文の下に英語でも記載があり、簡単な内容と可愛い絵柄が気に入って購入しました。少しでもおもちに英語に親しんでもらえたら、と思ったのと、本当に微々たるものですが私自身の発音練習にもなればいいなー、なんて(笑)

 

 

 

ついでにここで、現在のおもちのヒット絵本ランキング上位!

 

第三位、「しろくまちゃんのほっとけーき」

 

しろくまちゃんのほっとけーき (こぐまちゃんえほん)

しろくまちゃんのほっとけーき (こぐまちゃんえほん)

 

 

言わずもがな、大人気のこぐま社シリーズの超有名絵本。

最初は全く興味を示さず、あーまだ早かったかなーと思ったのですが、10か月になった最近は食いつきが良く、しろくまちゃんを目潰しして非常に楽しんでいる様子です。やめたげて。

 

 

 第二位、「しましまぐるぐる」

 

しましまぐるぐる (いっしょにあそぼ)

しましまぐるぐる (いっしょにあそぼ)

 

 

おもちが絵本好きな事に気付いた6か月ごろ(だったっけ・・・うろ覚え)、アカチャンホンポで衝動買いした一冊。店頭でおもちに選ばせた甲斐もあってか、本の中の顔や犬や猫を指さし、自分で好きなページをめくってとても楽しそうです。ページが分厚いので、多少噛んだり引っ張られたりしても破れたりせず、本人の好きに見させてやれるので重宝しています。

 

 

第一位!!「じゃあじゃあびりびり」

 

じゃあじゃあびりびり (まついのりこのあかちゃんのほん)

じゃあじゃあびりびり (まついのりこのあかちゃんのほん)

 

 

これ。

これは本当に生まれて間もない頃からすごい反応でした。確か三か月くらい?

 

首も据わりきっていない頃から、寝転がって読んであげると喜んでいました。

 

絵はかなり古めかしく、内容も「みず じゃあじあじゃあ」とか大人からすると「お、おう・・・」といった感じなのですが、各ページのカラフルな配色や、オノマトペっていうのかな?鳴き声や物音の擬音が楽しいらしく、割とどこのおすすめ絵本特集にも載っている赤ちゃん界殿堂入りの絵本(と勝手に思っています)。

 

こちらも前述「しましまぐるぐる」と同様にページが分厚く、また本自体が14センチの正方形と小さめなので、我が家のように寝転がって読んであげるのにも手が疲れず便利でした。

 

ていうか今改めて見てみたら初版が1983年・・・私より先輩じゃねぇか・・・

 

 

っと、おもちの好みはこんな感じでした。が、絵本の好き嫌いは本当にその子によりけりなのでご参考までに。

 

また、絵本って内容アレ(察して)なくせに結構高いです!!

何かと物入りな子育て世帯、適当に買って、結局本人のお気に召さずほとんど読まずに終わる、というのは手痛い事態。

 

なので、絵本を用意してあげようかなーと思っている親御さん、まずは我が子を連れて図書館に行くことをお勧めします。

 

いつ泣くかわからない赤子を連れてあんな静かな空間に行けなんて正気か!?

 

と思われるかもしれません。ええ、ええ。

何を隠そう私も以前まさしくそう思っていました(おもち、泣き声が耳をつんざく高音&爆音)。

 

しかしながら、実は多くの図書館は赤ちゃん連れの親御さんにも広く門戸を開いており赤ちゃん用の絵本の貸し出しもしていますし、子供が靴を脱いで上がれるスペースがあったり(こちらは無いところもありましたが)します。

 

そこで実際に絵本をいくつか見せてあげて、反応の良かったものを買ってあげるのが、失敗の可能性を減らせ、赤ちゃん本人にもご自身にも、また本のためにもなるかなぁと思います^^

 

また、これは私も子供を産むまで知らなかったのですが、自治体ぐるみで赤ちゃん対象の読み聞かせやわらべ歌の会を実施している場所も多いです!

 

私達の住む浜松市では、生後8か月以降の赤ちゃんを対象に「ブックスタート」といって、図書館から一冊無料で絵本を貰うことができます。

 

一緒に実施していた読み聞かせや手遊びも、実家が遠く知り合いも少なく、日々おもちと一対一で欝々としていた私にとっては、外に出て他の人との交流にもなり精神面でも非常に助けられました。

 

もし興味のある方、気になるけどうちの自治体ではどうなんだろう?と思ったりした方は、「図書館 赤ちゃん ◯◯市」などで調べてみると、意外に身近な場所で似たようなことをやっていたりするので、是非出掛けてみてください♪

 

 

☆夫、いちさんもブログを始めました!併せて宜しくお願いします☆