APM苦手母
なんのこっちゃ?なタイトルだと思います。何かってーと…
国民的人気キャラクター、かのパンの化身のスーパーマンの彼のことです。お分りいただけるであろうか。
実は私、あのキャラクターもアニメも苦手なのです…何故か元々好きではない。子供なら誰しもが通る道であろうに、私は記憶にある限り好んで視聴したりキャラクターものを欲しがったりしませんでした。あ、グミだけ好きだったか。でも味というかあのオブラートが好きだった(笑)
Yなせたかし氏への尊敬の念はあれど、あの世界のキャラクターがどうしても相性が合わず、これまではなるべく避けて通って来ました。
しかし、子供の絶対的ヒーローとして日本では長きにわたって君臨する彼。自分が母親となった今、いやが応にも彼らは私とおもちの前に幾度となく現れます。呼んでもないのに当然のように、あ、僕が必要だよね?的な顔をして…呼んでもないのに呼んだ?はオフロスキーだけにしてくれ。
いや、APMには何も罪はない。売りたい側から、その感覚を押し付けられている感じがして苦手なのかも?いや、単純に、みんなが好きなものは避ける私の中の天邪鬼がしゃしゃり出ているんだろう(笑)
あとAPMに限らずキャラものが好きじゃないのです…
しかしながら、そうもぐいぐい来られると、やっぱりおもちにも必要なのかしら…と思ってしまうのもまた人の心というもので。
深刻には考えていないけれど、いずれおもちにもアンパンマンの(あー言っちゃった)おもちゃや服、買わなきゃいけんのかなぁ、なんてちょっとだけ頭の隅をモヤモヤさせていました。
が。
昨日行った支援センターで出会ったお母さんと話していたら、おもちとその方の娘さんがそこにあったアンパンマンのおもちゃを競っていじくり回していました。
それを眺めながら、「なんで子供ってあんなにアンパンマン好きなんですかねー、不思議ですね…」と話していた流れで、ポロッと
「でも私がアンパンマン苦手なんですよね…」
と言ってみたら、まさかのそのお母さんも身を乗り出し気味に
「私も!!」
と同意してくれて、驚きと同時にものすごく安心しました!
わ、私だけじゃなかったー!!
なんとなく、人と被りたくはないくせに、人と同じ物を好きになれない負い目のようなものを無意識に感じながら生きていたのかもしれないなぁ(大袈裟…笑)、と感じました。
でも、生活に関わるわけじゃないんだから、わざわざ好きでないものを無理に生活に組み込まなくたっていいんよね。ていうか子供が生まれたって自分という人生は同じで、これからもまだまだ続くんだから、やたらめったらあれもこれも子供に合わせなくたっていいのです。好きなもんを変えなくたっていいだろうし。
うちの場合も、おもちがいずれ、見たいとか着たいとか欲しいとか言い出した時は、一緒に楽しめるようになるだろうし。
なので、それまでは押し付けない程度にガンガン私の趣味でおもちを育てようと思います!!覚悟しろおもちー!!
つむじとうなじと
お座りが一人でうまく出来るようになってから、おもちのうなじを後ろから眺める事が多くなりました。
今日ぼんやりと、その白くて頼りなげな可愛いうなじを眺めながら、ふと、横抱きにして斜めから見ていたつむじも真上から見るようになった事に気が付きました。
おもちが生まれたのは深夜一時。私のお世話になった産院は、産後すぐは母子同室ではなくナースセンターに預けるシステムで、出産当日は休息日となっていた為、初めての授乳は夜が明けて、その次の朝でした。
ふんにゃふにゃの、小さくて訳分からない虫のような動きをする新生児のおもちを胸に抱え、会陰切開の痛みをじわじわと感じつつ、これからの漠然とした不安も感じながら、初めて授乳をした時。
おもちの小さな小さな、私に似ず薄毛の頭にも、立派に綺麗に渦を巻いたつむじがちょこんっとあるのを見て、何となく「あぁ、この子も一人の人間なのか。」と考えていました。
そこから、朝に夕に、春夏秋冬、数えきれないほどの授乳をしてきて、時折何となく、必死に乳に吸い付くおもちの、細く柔らかい頭の毛を掌で撫でては、横向きのつむじを眺めてきました。
それが、この9ヶ月、ずーっと眺めてきたはずなのに、ある日突然、あ、大きくなったんだな。と感じて、少し寂しくなったりしました。
生まれたては産院の新生児室に並んだどの子よりも毛が薄くて、女の子なのにね早く生えないかねー、なんていちさんや親と笑っていたのに、改めてじっと見てみると、申し訳程度にしか存在感の無かった毛根が、大人とさほど変わらないくらいにしっかりとしています。
髪も、まだまだ薄いけれど少しずつ伸びて、早く帰った日はおもちと風呂に入るいちさんとも近ごろ「タオルドライじゃ厳しくなってきたよね!?」と言い合うほどに。
ヘアピンはまだつけられそうにないけど、きっとすぐにまた「あの頃はつけられなかったのに」と感慨深く呟いてるんだろうな。
寝転がっていることしか出来なかったのが、寝返りをうち、首が挙げられなかったのが周りをキョロキョロと眺め始め、後ろしか下がれなかったのが数ミリずつ前進して、気が付けば座っていて、大好きな新聞紙を追い掛けてハイハイを始めて、振り返れば立ち上がってて。
付きっきりで抱っこして、一日「いったいいつまでこれが続くんだろう」と泣きたい気持ちになりながら過ごしていた数か月前。
いつの間にか楽しそうに遊ぶ背中を後ろから眺める事が増えました。
勿論今は今で、後追いがあったり、機嫌が悪くなると離れられない時は多いけれど。
でも、そんなの、あっという間に終わってしまうんだろうな。
かけがえのない、人生においては一瞬の輝かしい日々を、今私は過ごしているんだろうな。
そう思えない、ただひたすら辛く感じてしまう時もやっぱりあるけれど。
でも、いつかこの角度でずっと眺めていたこの子の可愛いつむじやうなじを、懐かしく愛おしく思い出すその日になる前に、おもちを沢山沢山抱き締めておかなきゃなぁ、なんて感じた、今日の夕方でした。
明日もいっぱいチューしたろ。笑
さてさて今日はここまで。おやすみなさい。
キス魔おもち
午前中、支援センターに遊びに行ったところ、すぐ隣の幼稚園からは元気な歌声が。
「いーつのーことーだかー♪ 思い出してごーらんー♪」
時期的におそらくは卒園式の練習ですね。おもちも数年後にはあんな風に元気に歌っているんだろうなぁ、そんで卒園式とか私号泣必至や・・・(笑)
さてさて、近頃おもちさんはキスブーム。それも鏡に映った自分か、私に対してだけ。
いちさんには悪いけどこれはマジで優越感。
大体眠くなってくる頃、唇に何かくっつけていたいらしく(多分指しゃぶり的な行動)、私の胸元によじ登り、うーんっと顔を上げてきて、目を閉じてキス顔。
それも大体私の唇めがけてやってくるので、喜んでそのまま受け止めたいのをぐっと堪えて首をひねり、頬へ着地。
これね、もう。
めっっっっっっっっ・・・ちゃ可愛いです。勿論お返しは倍返しです。
なんでやるようになったのかは謎。私やいちさんがおもちにキスしまくるからかな?
ただ嬉しいし優越感感じずにはいられないけど、溺愛してくれているいちさんにはやってくれないのはやはり可哀想なので、いずれ気が向いたらやってくれないかなぁ、と心の中でおもちにお願いしています(笑)やってくれたらいちさんもう嬉しさのあまり昇天しちゃうんじゃないかな。。
あとは鏡の自分にもやるんですが、キスに限らず、おもちは自分が映るものは大好き。時たまスマホでインカメラにして一緒に映ろうとすると、画面に映った自分にニターッと嬉しそうに笑います。
なので笑顔を撮りたい時にはインカメラ。
お子さんの笑顔がなかなか撮れない!という方、ぜひ試してみてください!
さよなら女子パンツ
タイトルからお察しいただけるかもしれませんが、今回はあえてFBとはリンクさせません。もし読んでいただけてる中に男性の方がいらっしゃいましたら、お目汚しの可能性がございますので、読む場合はご覚悟を・・・(笑)
さて前回の続きということで、コメダ珈琲店を後にした我々は、咲き始めているであろう花を見に、はままつフラワーパークへ向かいました。
っとその前に、少し時間は戻りまして。
妊娠中、お腹が大きくなるにつれ、これまで履いていたパンツ(ズボンをお洒落に言ったやつじゃねっすよ。そして紐やTバックなどではなく、ごく一般的な女性用の下着。以降女子パンツと呼びます)ではきつくなり、かつ妊婦には何より大敵の冷え予防のため、妊婦用のお腹まで覆えるものを履くようになりました。
そして産後、おもちが出てきて腹は少しはしぼみましたが、内容物が出たもののそう簡単には戻らない体形。産後しばらく、自分の体を見るたび脳裏には「形状記憶」の四文字が浮かびました。
しかも出産によるダメージは全治1か月の大けがと同等と言われるほど、目には見えないけれど体内はズタボロ。産後、一度少し無理をしたときは体の自由が利かなくなる程の激しい悪寒に襲われたこともありました。
そのダメージの最も激しいであろう腹は、当然引き続き冷やしちゃいかんのです。その他にも、悪露など諸々の事情により、産後はほとんどの方が股上深めのパンツを使うことになります。
可愛い刺繍やテラテラした小奇麗な布地を駆使した女子パンツとは違い、柔らかな綿でユーザーのデリケートゾーンを優しく温かく守ってくれるそれらを、親しみを込めて私はこう呼びます、ババパンツ、と・・・。
・・・それを、産後9か月になっても変わらず愛用していた私。最初に履いた時は、わーぶわぶわするーダサいーやだー!と思っていたのが、見た目とかどうでもいい、機能と保温性。こいつじゃないと私の腹は守れない。と真顔で訴えるほどに。
しかしつい数日前、物に溢れてしまっている我が家を一掃しよう!と絶賛断捨離キャンペーン中の我が家。
余談だけども、貧乏人程あれこれパッと買っちゃって家に物をため込むんですって・・・耳が痛いわ・・・(笑)
その一環で、タンスの中の物を整理していた時、目が合いました。懐かしい女子パンツ。結婚したって女を捨てたくない!って、暖色系の可愛い店内へワクワク入店して吟味した、女子パンツ。
お。これはそろそろ、戻って来いよ、って事なのか・・・?
”ママになっても貴方は女。
人からは見えなくたって、内面のお洒落は外にも表れるのよ!”
なんて、語りかけられているかのような。
そして今回、おもちも一緒だけどもせっかく旦那とのデートでもあるし、一丁履いてみっか久々に!と、意気揚々と身を包んだわけです。
でも履いてすぐ驚愕。
布せまっ!!ゴムきっつ!!お腹冷える!!
何よりこの優しくない感じ、見る者への攻撃力に神経注いじゃって防御力低い!!
落ち着かない・・・!!若者すげぇ・・・
と、1年ちょい前の自分に恐れおののきました…同じ人間なんですよね…?
でも、きっと履いていくうちにすぐ感覚が戻るやろ!こんな違和感も無くなるはず!
そう自分に言い聞かせ、そのままこの外出に臨んだのでした。
この日は日差しは暖かく快晴、清々しい春の陽気でお出掛け日和。
でしたが!!
風が冷たかったのです。しかも遠州の空っ風と言われるほど、浜松は風の強さが半端じゃない。気温的にはコートが要らなそうだったのですが、風が冷たくて肌寒かった。
そしてその冷たい風がじわじわと、出産を経て防御力の下がった下っ腹を蝕みつつあるのに、私は到着後しばらく気付きませんでした…
フラワーパークは季節と園内の花の咲き具合によって入場料が変動し、全然咲いていない時などは無料の期間もあり、広い園内は散策するだけでも楽しく、妊娠前は何度かデートに来てお世話になりました。
今は梅と、河津桜など早咲きの桜が見頃でした。そしてすぐ隣には市が運営する動物園(浜松市動物園)もあり、セットの券はフラワーパークの入場料にたった¥150の上乗せだったため、せっかくだし!とそちらを購入しました。
入ってすぐ、色とりどりのチューリップや牡丹が綺麗に咲いていて、梅が沢山植わっている通りからは梅の花の良い香りが風に乗って届いてきました。
私に抱っこされたおもちが、背の低い早咲きの桜の花にその小さな手を伸ばした光景は、映画のワンシーンのように鮮やかで幸せな瞬間でした。
そんな感じにまずは少しフラワーパークを楽しみ、時間的にお昼ご飯も考えて先に動物園見ちゃうか!ということで、いそいそ動物園へ。
実は生後3ヶ月頃にも一度訪れている場所。その当時は当たり前だけれどなーんにも解っていなかった様子、唯一虎とライオンが獣舎で肉を食べる様子に怖かったのか泣いただけでした(笑)
でも今回、何となく前よりは動物をしっかり見ている感じがして、ベビーカーや抱っこで見て回り、我々もそんなおもちを見て楽しんでいました。
しかし。気付かないうちに、じわりじわり、腹の異変は忍び寄っていました。
何となく、腹部に何か心許ない感覚があり、いちさんとは談笑しながら歩いていたのですが、段々と言葉が頭に入ってこなくなってきました。
そしてついに。
あ、これ、痛いのか。痛いわ。
と思った途端、ギリギリと下腹部を内側から捻り上げられているような痛みが激烈に襲ってきました。
なんとかいちさんにその旨を伝え、カピバラの前のベンチへ体をくの時に折り曲げながらヘロヘロ着地。
腹の緊急事態とは裏腹に、スイスイ優雅に泳ぐカピバラがやけに鮮やかに脳裏に焼き付きました。謎。
そこから、襲い来る凄まじい腹痛に静かに悶絶。
ちなみにこの時、ベビーカーではぐずるようになったおもちはいちさんに抱っこされており、腹痛に苛まれながら「あぁ、いちさん腕疲れるよな…早くこれなんとかせねば…申し訳ない…」とめちゃめちゃ焦りました。
それでも治まる気配はなく、むしろ強まる痛みに血の気も引き、頭に浮かぶのは救急車。便的な痛みな気はするけれど、それだけではないような…
そして思い出す約9ヶ月前、人生最大の痛み、陣痛…!!
え、うそ?もしやもう一人いた?とぶっ飛んだ仮説を即刻撃ち払いながら、ようやく思い至りました。
紅き月の使者…!
産後9ヶ月にしてついにアイツが戻って来やがったか…!?
(なんか言ってるけど要するに生理)
察したいちさんはおもちを抱っこしながら空いた手で腰をさすってくれました。仏かキミ。
でもその時には顔色も悪かったらしく、パッと見でも体調の悪さが分かったそうです。
そこから動けるタイミングでトイレに行き、籠城。出せるならとりあえず出して少しでも楽になりたい(汚いお話ごめんあそばせ)ので。。
そこで気付いた女子パンツ。
もしや…お前のせいか…?
とりあえず少し戦い、あーもう大丈夫かなこれ…と出て、ああごめんあかん…と城に舞い戻る…からの
あ、これで今度こそ大丈夫かな!?
と思っていちさんとおもちの元に戻り、とりあえず動けるうちに車に戻って家に帰って休もう、といちさんが提案してくれたので歩き出しました。
少し歩いて、抱っこ紐をせずにおもちを抱えていたいちさんが腕が辛くなった、ということでベビーカーに乗せようと立ち止まった瞬間、再び腹に稲妻が。
「ち、ちょっとごめんやっぱあかん…!!」と脂汗を浮かべ平泉成さながらの声を絞り出して、いちさんの反応も待たず競歩のフォームで先程のトイレへ引き返し。
これはとにかく冷えたのは間違いない。
もう帰るだけだし、幸い冬場でコート着てるから前面を閉めれば中は分からない!と腹回りの服は全てズボンイン!!
女子パンツごときの防御力なんて信用できるか!!
結局、無事車へ戻ることは出来、そのまま帰宅しいちさんにおもちをお願いして床に伏せる…と散々な日になってしまいました…
産後の皆様。これだけは言っときます。
妊娠前の自分は…別人やで…!!!!!
下着の転換期は、とにかくお出掛け日は避けることをお奨めします。エライ事になります。笑
私はひとまず女子パンツとは暫しのお別れとなりそうです…世話になったな女子パンツ、今後も世話になりますババパンツ。
無駄に長くなったせいで更新が滞りました(笑)しかもぐだぐだ(笑)
無駄話に付き合ってくださった方、ごめんなさい(笑)でもありがとうございます!!
thanksコメダ愛してるぜ!!
本日はいちさん連休二日目!
元気に朝6時を待たずしてハッスルしていたおもちに叩き起こされ(ちなみに二日経過の現在、拍子抜けするほど順調です。詳しくはやっぱり後日書きます!、眠い眠い言いながら今日のプランを話し合い。以前の私の1日フリーデー(こちら参照→)の時、いちさんも行きたい!と言っていたため、コメダ珈琲店のモーニングと、天気も良いのではままつフラワーパークに行くことに。
さて以前記載したように、その時私がいた席の隣のテーブルに、おもちと変わらないくらいの赤ちゃんを連れていたご家族がいました。
その子はご自宅から持参したらしき、テーブルに取り付けるタイプの子供椅子に座っており、ちょうど先日しろた姉から同じような椅子を譲り受けていた為、あ!これうちも行けんじゃね!?と勝手に背中を押され、その椅子持参で入店。
念のため店員さんに使って良いか聞いてみたところ、快くOKをもらえました。
ところで以前書いた通り、子が生まれてからはとても遠い場所に感じていたコーヒーショップ。落ち着いた店内で子供が泣いたり騒ぎ出してしまったら…と思うと、行きたいなぁと思いつつも自然と足が遠のいていました。
けどね!けーどーね!!
コメダさん、赤子連れに嬉しい点がいくつもあって、本当に気持ちよく過ごせました。色んなテレビ番組でも特集見たことあったけど、評価が高いのが頷けました。
ということで嬉しかった点挙げます!
その1、広めの席を用意してくれた
入店して、3名と告げると、少しお待ち頂きますが広めのお席をご用意しますか?とありがたい提案。当然といえば当然なのかもしれないけど、こちらの立場に立った配慮がとても嬉しかったです。前述の、椅子を使用させてもらえるのも本当に助かりました!おもち、もうすーぐ動き回るわ立つわでほんと危ないので…
ただお店の混雑具合や店員さんにもよるかもしれないので、これどうなのかな?という疑問は、ここに限らずどこでも、お店を利用する時は先に店員さんに確認を取ればお互い困らないと思うのでおすすめです!
その2、おもちの分まで水を用意してくれ、かつ氷無し!
これに気付いた時はもうびっくりしました!これまで大体のお店はおもちの分も水を用意してくれていましたが、運ばれてきた三つのグラスを何気なく見やると、一つだけ氷が入っていなかったのです。赤ちゃんには冷たすぎる水はお腹が冷えたりするので、このさりげない配慮もとても嬉しく、おもちも一人の客として歓迎してくれているのかーと、考えすぎかもしれないけれど私たちにとってはとても嬉しかったです!
その3、店員さんがおもちに優しい…!
オーダーを取りに来てくれた男性の店員さんが、ガン見するおもちににこやかに話し掛けてくれました。
自分の子供ができてしみじみ思うのが、出先で我が子に優しく積極的に関わってくれる存在のありがたみ。特にお店など、その場の管理者というか、迎えてくれる側の人から優しく受け入れてもらえるのは、親としては安心でき、心が軽くなります。
なんでもない一言でも、色々なシーンで萎縮してしまう子連れ(そうならない社会ならいいのは勿論なんだけども)にとってはすごく嬉しいものだなぁ、と思います。
私も現在は育休中ですが接客の仕事従事者です。復帰後はこんな風に、お子さん連れのお客様に寄り添えるスタッフでありたいな、と自らを省みる機会にもなりました。
そんなこんなで、おもちも基本大人しく過ごしてくれたお陰もあり、優雅な朝のコーヒータイムを夫婦揃って楽しめました♪ちなみにもうパンが食べられるおもち、モーニングのトーストを少しちぎってあげたらいたくお気に召したらしく、もっとよこせと雛鳥のように口を開けてアピールする程でした(笑)美味しいよね(笑)
美味しいコーヒー飲んで少しひと息つきたいなぁ、でもお店に行くの怖いなぁ、とお悩みの方、コメダ珈琲店おすすめですよー!
そんな感じに朝食を済ませて、昼頃からお出掛けをした訳ですが、この後産後ならでは?なハプニングにより私は地獄を見る羽目に…
それはまた次回。ではでは、おやすみなさい!
メロメロ父ちゃん
我が一家の大黒柱、いちさんは接客業のため、不定休で基本的に土日は仕事。近頃は休日も労働組合の活動の為1日いない日もあり、連休は月に一回あるかないか。
今日、明日はその貴重な連休!おもち大好きないちさんは、ここぞとばかりにおもちを愛で倒しています。
最初は「ママ、ママ」な感じだったおもち。朝からいちさんがあの手この手でおもちの興味を引こうとしても塩対応、抱っこしても私の方に手を伸ばす…といちさんはショックを隠しきれない様子。
まー普段いる時間が違うからねぇ、とフォローをしつつも内心優越感に浸りほくそ笑んでいたのは内緒(笑)
けれど、日中の買い物中いちさんが長く抱っこをしていたり、昼の離乳食をあげたり、オムツを替えたり、おもちの宇宙語におうむ返ししたり(最近はパと発音するのがブームらしく、パアーパア!と言ったりするので凄い勢いで反応するいちさん笑)しているうち…
夕方には目が合う度に極上スマイル、ハイハイで胸に飛び込んで来るようになり、いちさん歓喜。
もはやそれ以外の語彙を失ったかのように、うわ言のように「可愛い…可愛い…!!」と呟いて、おもちとのスイートな時間を堪能していました(笑)
いち「やばい、可愛すぎるんだけど…!」
私「ははは(笑)可愛すぎて泣きたくなるときあるよな。」
いち「わかる!!今それ!!」
そいつぁ良かったねぇ…!笑
実は、最近の私の癒しは、朝、先に起きて家事をやったりしていると、寝室から聞こえてくる、おもちと戯れるいちさんのデレデレしっぱなしの猫なで声。
見る人によってはだらしのない姿と評されるかもしれないけれど、腹を痛めて産んだ愛娘を同じ熱量で愛してくれる姿は、私にとってはこの上なく良き夫、素晴らしい父親です。父親なんだからそんなん当然でしょ!?と本人怒りそうですが(^^;
是非是非世のお父さん方、態度や声にモロに出して、お子さんを愛でましょう。愛で倒しましょう。(時と場合を見極めてね勿論!)
それが、その子をお腹に守り続けてきたお母さん(奥様)を大切にすることに繋がるんじゃないかなぁと思います。大事なものを同じように大事にしてくれると誰だって嬉しいものだから。
明日は朝からおもちはパパにベッタリかもなー、楽しみです。
暖かくなるみたいだし、お出かけ出来るといいな!
というところで、おやすみなさい。
夜間断乳のお話はまた明日にでも!
託児利用して、夫婦水入らず時間を作ってみた。
先日、おもちがすこぶる機嫌の悪い、かなりしんどい日々が続き、うわああああああもういやじゃー!!!!となった時、いつも赤ちゃんイベントでお世話になっている施設で6か月から利用できる託児もあるよー気軽に使ってねーと案内されたのを思い出し、発作的に電話をかけ、おもちを預けたことがありました。
結果、2時間だけだったけども、私は生まれてからほぼ片時も離れずにいた娘と少し物理的に距離を置いて、心の余裕を回復させられたし、おもちも、預ける時に少しグズっただけで、迎えに行くと保育士さんと楽しそうに遊んでいました。
これはたまにならお互いwin-winでいいな!
という事で、一昨日、そちらにおもちをお願いして、休みのいちさんと久々のデート兼ねて、どうせなら子連れの難しそうな、普段行けないちょっと贅沢なランチしよーぜ!ということで、駅前にあるホテルオークラのランチ&スイーツビュッフェに行くことに!!イェーイ!!
当日、託児室に向かいながら、自分らで今日のことを決めたくせに、早くも寂しがる両親。
いち「俺、なんでせっかくの休みにわざわざ貴重なおもちとの時間を、金払って人に渡そうとしてるんだろう…」
なんてボソボソ、道中二人でやたらとおもちの頭を撫でまくっていました(笑)
預ける時は本当に私らは後ろ髪引かれながら、保育士さんに抱っこされたおもちになるべく「バイバイ」とか言わないように(おもち、これをやると家でも泣くので)しつつ、可愛い娘の姿を出来るだけ視界に残しつつ、託児室を後に…
いち「あ、もう会いたい。」
私「わかる」
いち「やめよっか?笑」
私「いやいや(笑)
とにかく、せっかくの機会なんやし、大事に使って、帰ってきたおもちをいっぱい抱っこしたろ!」
と、繰り出した街。おもちがお腹に来るまでは、二人で映画を見たり、ふらっと良さげなカフェに入ったり、カラオケでふざけてデスボイスの真似事をしながらヘドバンしたり、夜遅くまで仕事の愚痴なんかをグダグダ言い合いながら居酒屋で飲んだりしていた場所。
いつもはちょっと見下ろせば抱っこひもの中のおもちの、可愛い目がくりくり輝いている胸元は空っぽ、隣を見ても、いちさんの腕にサルみたいにしがみつく可愛い小さな姿は無い。
わー、なんか足りないねぇ、寂しいねぇ。
産まれてまだ一年も経ってないのに存在がでかすぎるねー。
なんて喋りながら、これまた久しぶりに手を繋いだりして、照れるわー!と笑って、おもちから離れてもやっぱり喋るのはおもちに関わることばっかりだったり。
そんなこんなで、あっという間に少し離れた会場に到着しました。
さて、実は前日まで、ステーキのあさくまか炭火焼ハンバーグのさわやか(どちらも静岡県内にあるめちゃめちゃ美味なステーキやハンバーグのお店。静岡にいらっしゃる時には是非、是非とも!!足を運んでいただきたい。まっじで美味い。)で心ゆくまで肉を食らうか、ビュッフェなどお洒落系にするか、とさんざん悩んでいたため、予約も前日という勢いっぷり。
なので、ホテルの入り口まで来て、思い出した。
ここ、そういやホテルオークラやん・・・
え、普通の外出時の服で来ちゃったけど、これ大丈夫・・・?
建物内は天井が高く広々としていて、照明は抑え目の格式高げな雰囲気。ホテルスタッフの方々も洗練された佇まい。
内心大慌てで、ロビーを歩いている人の服装をチェック。
スーツ、ドレス・・・!?いやいや、あれは絶対結婚式。ですよね!?
あ、いたいた普通の・・・いやービジネススタイルって感じやなぁ・・・
なんか普通の格好してるお客さんも、照明のせいか、お高そうな服を身に纏っているように見える・・・
予約時間まで少し時間があったので、トイレついでに近くのソファ(これがまたふっかふかでビビるんだわ普段やっすいビジネスホテルしか使わないド庶民やから・・・!笑)に座りながら、程よいボリュームで流れるクラシック音楽を聴きつつ、人の往来をあわあわしながら眺めていたら。
その横を、近所を散歩するようなラフな服装で、何の気兼ねもなく大声で話しながらぞろぞろと通り過ぎていったシニアの方々。
一気に色々な不安が吹き飛びました。そりゃそうよね、ディナーならまだしも、ランチにドレスコードあるわけがない!別に汚い服や破れてる服で来てる訳じゃあるまいし、浮いたりしないだろ!
と、失礼ながら勝手に勇気をもらって、いざビュッフェ会場へ。
一歩入ると、老若男女、デートや友達同士、そしておもちとさほど変わらなさそうな赤ちゃんを連れたご家族も沢山。ワイワイ賑やかで、通りに面した窓から昼の明るい日差しの入る、非常に居心地の良い空間が広がっていました。
そこからの90分…もう、最高に素晴らしいランチタイムでした…さすがホテルビュッフェ、全部美味しそうな美しき見た目、当然のように美味、スイーツコーナーの充実具合…
あ、食って、楽しむことも必要なものなんだな、と思い知らされました。
思えばおもちを生んでからと言うもの、食事はとにかく空腹を満たし、栄養摂取するためのもので、いつ起きるor泣くかわからない、また暴れまわる我が子に目を光らせながらいかに素早く手早く済ませるかが勝負。
タイミングを誤れば後回しになり、冷めきったおかずやお湯を吸いきったお茶漬け、伸びてブヨブヨのラーメンなどなど…
経験した世のママさんパパさんは少なくないはず。
美しく用意された料理を、何の気兼ねもなく、自分のペースで食べ進め、味わう。
それだけのことがこんなに幸せなのか…!
と、高揚を抑えきれず、美味しいと幸せを連呼しながら、やたら饒舌になっていちさんに喋り続けてしまいました。
そしてそれを馬鹿にすることなく、ニコニコしながら相づちを打ったり受け止めてくれるいちさん。まじでありがとううぅぅぅ…!!
ちなみに他テーブルにいた赤ちゃんがぐずってしまった場面があったのですが、レストランスタッフの方がササッと歩み寄り、にこやかに赤ちゃんやお母さんに話しかけ、そのご家族が居づらくならないように配慮してくれていたのがとっても印象的でした。
出先でギャン泣きをされた時の焦燥感たるや、もう一刻も早く泣き止ますか立ち去りたくなるもの。もう周りの目が全てこちらを責めているように感じてしまう人も少なくないのではないでしょうか。
そのお母さんに寄り添うことで、味方がいることを伝えてあげる。迷惑なんかじゃないよ、赤ちゃんが泣いちゃうのは仕方のないことだから気にしすぎないで、と伝える。
そこまでの配慮がなされていて、素晴らしい接客だなぁ、と同じ子持ちとしてすごく嬉しいシーンでした。
次もし来られるならおもちを連れてこよう!といちさんと話しながら、始終幸せな気持ちでランチタイムを過ごせました♪
元々は我々、自他共に認める仲が良い夫婦ではあったのですが、おもちといる時はどうしても二人とも、おもちにばかり気をとられて、夫婦で時間を使うことがほとんど無くなっていました。
三人の時間はそれはそれで勿論、家族として必須の大切な時間なのですが、気づけば「母」と「父」としてばかり関わってき始めているな、と思ったのです。
ていうか難しいことはいいや、たまには旦那とデートしたいわ!!と思った次第です(笑)
でもこれ、すごく大事なんじゃないかな。自分で言うなって話だけども(笑)
実際、久々のデートらしいデートをして、改めて旦那のことを愛しているなぁと思ったし、結婚して良かったなぁ、としみじみ感じました。おもちと出掛けたときは「父ちゃん」てばっかり考えちゃうもんね。
さて脱線してしまった。
その後少し買い物をしてから、時間になっておもちを迎えに行きました。
託児室に入ると、おもちは保育士さんに抱っこされていて、私達に気付くと…
への字に曲がった唇。眉間に少し皺を寄せて、一瞬泣き出しそうな顔を見せました。
その顔に、つい「ごめんねー!」と言ってしまいました。
が、思い直して言い直し。「おもち、ありがとうね。ただいま。」と言いながら抱き締めました。腕の中に、ずしっと重たく温かい我が子が帰ってきて、なんだかとても安心しました。
やっぱり我が家にはもう、君は無くてはならない存在なんだなぁ。
そんな風に改めて実感もさせられた、とても素敵な一日でした。
託児に関しては、後ろめたい気持ちになってしまう方もいると思います。こんな小さい子を預けるなんて!とかいう言葉を投げつけられる人もいるかもしれません。
でも、それを気にするあまり、誰にも頼らず一人で頑張り続けて、壊れてしまう人もいます。
それが結果、ニュースで時たまある、虐待致死や遺棄、親の自殺へと繋がるんだろうなぁ、と思います。
正直、私は実際に自分で育児を経験するようになって初めて、ああいった事件は決して他人事ではないと身を以て実感しました。
こんなに可愛い、何の罪もない娘に、どうしようもなく腹が立ってしまったり、育児自体を投げ出してしまいたくなる時はあります。そんな風に思う自分がショックで、消えてしまいたくなることもあります。
あなただけじゃない。
そんな時は、どうか周りの声なんて気にしないで、預けられる場所があるなら少し離れてみましょ。
預けている間は好きに過ごしていいし、家事するなり買い物するなり遊びに行くなり、なんなら何もしなくたって良い。辛くてたまらなければどうすべきか相談したりも出来る。
「子供を預けた」と自分を責めるより、「楽しく一緒に過ごせるように回復しに行く」と考えてほしい。
もし今、育児つらいなーってお母さんお父さんがいるようなら、こんな方法もあること、頭の隅にでも置いておいてくれたら嬉しいです。
っとちょっとシリアスに書いたりもしましたが、我々のようにたまにの夫婦水入らず時間もおすすめですよー!!
さてさてここまで。
今日は、前々から考えていた、夜間断乳決行日としていた一日目。
今のところおもちはいつも通りすやすやと眠っています。問題は、明け方の授乳タイミング。
どんな地獄が待ち受けることやら…乞うご期待(笑)
では!