おもちもちもち

娘、おもちとの手さぐり育児記

生後7か月の娘がインフルエンザB型にかかった話②

 ①はこちら↓

http://shirotaro5.hatenablog.com/entry/2018/01/21/205351

 

さて翌朝。いつも通り起床、起き抜けの授乳をしようとおもちを抱き上げた瞬間、異変に気付きました。

 

頭めっちゃ熱い!

 

これまで、我が子とはいえ体調不良に気付いてやれるのか、熱があるとかわからないんじゃないのかと不安に思っていたことがありましたが、もうそんなん吹き飛ばすほど瞬時に「あかんこれおかしい」ってなりました。

 

毎日毎日抱っこしてると嫌でも気付くもんだなぁ、なんて今になってしみじみ思いますが、その瞬間頭の中は「しまった」で埋め尽くされていました。

すぐに横で寝ているいちさんを起こしました。

 

私「おもち熱出たかも」

いち「(いつもは布団からなかなか出ないのに飛び起き)マジで?」

私「うん、めっちゃ熱い。」

 

ひとまず呻くおもちに授乳をしてみると、一応いつものように飲んではくれました。が、口の中の温度も普段より明らかに高いし、顔は赤く全体的に気だるげな様子。この感じはインフルエンザな気がする・・・

 

授乳しながら、すぐにスマホで「乳児 インフルエンザ 対処」など検索。努めて冷静に動こうとは思っていましたが、いざこういった事態になるとどうすればいいのか、病院の診療時間まで待っても良いのか、すぐに時間外診療で診てもらうべきか、何をしてあげればいいのか・・・等々、頭の中は大混乱でした。

 

その間に、いちさんは体温計を探して持ってきてくれたので、授乳しながら脇へ差し込み。小さい肩も熱く、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

測った結果38.6℃。そりゃそうだこんなに熱いんだもん。

 

その後おもちが乳を離して、すぐに私は外出の身支度をし、とりあえず以前Twitterで見たことのあった「#8000」を思い出し、迷うよりまず行動!と思って電話をかけてみることにしました。

 

ちなみに#8000とは、厚生労働省が実施している小児救急電話相談で、小さな子供を持つ保護者が、休日や夜間の急な子供の病気にどう対処したらいいのか、病院の診療を受けた方が良いのかなど判断に迷った時に、小児科医師・看護師への電話による相談ができるものです。

 

この番号は全国同一で、「#8000」で発信することで住んでいる都道府県の相談窓口に自動転送されます。今回の私の場合スマホからの発信でしたが、問題なく居住県の窓口に繋がりました。

 

電話口に出たのは落ち着いた優しいお声の女性の方で、住んでいる自治体など簡単な質問をされた後、こちらの状況を聞いてくれました。

 

なるべく簡潔に伝えることを意識しながら、今朝から熱がある旨、測った体温、母乳は飲むこと、熱以外は普段とあまり変わりがないこと、親族にインフルエンザ感染者がいたことを話し、時間外でも受診した方がいいのかどうかを尋ねました。

 

すると母乳が飲めていて元気なら慌てなくても大丈夫なこと、あとここ大事なんでもう今知ってる人多いとは思うけど書いときます。

 

インフルエンザは、発症から12時間以上経過しないと、病院で検査しても反応が出ません!

 

その旨を教えてもらい、その日の午前中の診療時間の終わり間際に受診するのが得策だろうということも教えてくれました。その指示に従い行動することに決め、お礼を言って電話を切りました。

 

#8000、侮るなかれ。

 

鬼検索よりネット情報より、一発で自分(親)が何をすべきか、一番確かな情報をもらえます。我が子の万が一の有事の際は是非活用してください(勿論明らかな救急車案件の時はそちらで!)。

 

ということでかかりつけの小児科を受診。まだ突発性湿疹になってないならそれもあるかもねーと言われましたが、ギャン泣きおもちの鼻に検査用の綿棒突っ込んでものの1、2分、

 

おじいちゃん先生「あ、アウトだね」

 

私「あ…インフル…」

 

先生「B型。」

 

私(omg)

 

先生「タミフル出すね、飲ませて。」

 

ということで、お薬もらって、旦那に結果をLINEして、帰路へ。

 

途中で薬局に寄ったんですが、そこで買ったのが後で役に立ったのでリストアップ。

 

・一秒検温の体温計→脇に挟むタイプのものは、じっとさせるのが難しい赤ん坊では正確に計りづらいので、少々値は張りましたがこの機会に購入して良かったです。毎日の検温もこれでストレスフリー♪

 

・お薬ゼリー→水と混ぜるとゼリー状になる一回分が分包になっている粉末タイプを購入。タミフルは粉末で、看護師さんには「少量の水で練って上顎に塗り付けて」と言われたんですが、おもちは絶対簡単には飲まさせてくれるまい…と確信して、保険のつもりで用意。生後7ヶ月から使えるドンピシャのものがありました。案の定薬単体ではすごい勢いで抵抗&吐き出されたのでこれには助けられました。

 

・乳児用清涼飲料→アクエリ的なもの。ひどい体調不良の時はとにかく水分補給かな…と思ったのでなんとなく購入。この考えが大正解だったようで、帰宅後元看護師の姉に「乳児のインフルで気を付けることは?」と聞いたところ「とにかく脱水に気を付けろ」ということでした。子供は重篤化するのが早いんだとか…こわいこわい…

 

帰宅後すぐ、指示された通りに薬を飲ませて、おろすとグズグズなので抱っこしたまま座って前後にゆらゆら。いつもは座ると烈火のごとく怒るおもちも、しんどくてどうでもいいのかウトウト夢の中へ…

 

辛そうで可哀想でしたが、すべてを私に預けて大人しいおもちは普段より何割か増で可愛かったな…(笑)

 

そして無事翌日には熱が下がり、その後ぶり返すこともなく(幼いお子さんの場合は熱がまた上がることも少なくないみたいなのでしばらくは検温続けることをおすすめします!)、いつも通り元気なおもちに戻りました!

 

今年はインフルエンザ、A型B型どちらも同じタイミングで拡散しており大流行しているようなので、皆様本当にお気をつけて。

 

マスク、手洗い、こまめな換気!徹底して流行期を乗り越えましょ。