おもちもちもち

娘、おもちとの手さぐり育児記

原動力となる言葉

先日、いちさんがお休みだった日。おもちの保育園を休ませるか当日まで悩んだのですが、まだその頃は慣らし保育の途中だったので登園。

夕方のお迎えまで、久しぶりに夫婦水入らずでお茶したりご飯を食べたり、ぶらぶら買い物したり出来ました。

その中で、お互いに始めたブログについて話していた時、とても嬉しい言葉を沢山もらいました。

(ちなみにいちさんのブログはこちら↓
https://ichisan0621.hatenablog.com)



近頃、積立てや生活面での経費削減の知識収集に目覚めたいちさんは、とても生き生きとしながらあれこれと勉強しています。そして最近始めたブログも、その知識を活かして記事を書いていく予定だそうです。

以前は趣味という趣味が無いとぼやいていた彼ですが、ようやく自分の興味のあることを見つけた姿は輝いていて、頼もしく、また安心もしました。


しかし同時に、焦燥感も感じました。

あーやばい、私は何も無い、と。


趣味はあれこれとあるのですが、どれも遊びの範疇を出ないものばかりで、別段人に誇って話せるようなものではありません。

そのため、今回のいちさんの「今後に役立つ知識、生きる力」のような興味と学ぶ姿勢はすごく眩しくて、しかもブログも私より建設的でまとめ方がうまい。わかりやすいなぁ、すごいなぁ、と、恥ずかしながら羨ましさと少しの嫉妬を持ってしまいました。


それを正直に伝えたところ、

「いや、しろの文章は俺に書けない面白さがあるし、読ませる力があるよ!」

と、こちらのどんよりした思いをスパッと切り裂くように、明るく返してくれました。


「まず女性と男性は着眼点が違うじゃん。


男性は大抵、それをやって結果どうなったか、数値的にどう変わったかが重要。
俺は物のスペックとか類似品の比較した時の違いを書いたり、実際自分が気になったものを体験してみた前後を書こうと思ってる。


でもそれって女性からしたら面白くなかったりするでしょ。
気持ち的なところとか、共感したりできる方が大事。


その面、しろは文章書き慣れてるし、人に読ませるのがうまいと思う。俺は活字苦手だけど、しろのは面白いからスルスル読める。

俺はそれがすごいと思うし、そこは勝てないなぁと思ってるよ。」



なんでもないことのようにサラッと言ってくれましたが、私はとても嬉しかったです。


元々は自分の書いたものに全く自信が持てず(書いたものだけでなく、思えば小さい時主に兄に自分のやることなすこと馬鹿にされた記憶があり、それが今でも何をするにもついて回っているところもあるかも・・・)、恥ずかしいものと感じて、人に見せたりすることは日記以外ほとんどありませんでした。


けれど、その少ない機会でも、「勿体無いから本気でやってみなよ!」と言ってくれる友達や、褒めてくれる先生、日記を楽しみと言ってくれる方々のお陰で、少しずつ「あ、頑張ってみてもいいのかな。」と自信とモチベーションをもらってきました。



そして今、一番近い場所で私の好きなこと、頑張っていることを認めて褒めてくれるいちさん。

本当に、ありがたく、何に挑戦するにも強い心の支えになってくれています。


日本人は何かと「言わなくてもわかるだろう」という考えの人が多く、感謝も愛情も口に出すことが少ないように思います。わざわざ言わなくたってどうせわかるよ!ってな風に。

私も元はそのタイプの人間で、良いと思ったことでも、思ったことを人にそのまま伝えるのが苦手でした。以前のブログでも書いたように、人に好意を伝えることが本当に苦手で、そのくせ自分は人から褒めてもらいたがり。

されて嫌なことはするなと学校でよく教えられた覚えがありますが、自分がされて嬉しいことを人に積極的にやるようには教わらなかった気がする。
逆パターンだって当然然りなのに。



いちさんは常に、愛情表現も、喧嘩をする時も、私の良い所を見つけた時も、ほぼ包み隠さずストレートに伝えてきてくれました。

出会ってから9年、結婚して間もなく5年。

いろいろありましたが、絆はどんどん強くなっているし、結婚したのがこの人で本当に良かった、と心から思います。


実は今まさに人生の転換期を迎えている我々ですが、これからもお互いへの思いやりと尊敬の念を忘れず、何十年後も一緒に笑っていられたらすごく嬉しいなぁ、と改めて思った一日でした。



さて、明日はいちさんお休みの日!おもちと三人、楽しく過ごしたいと思います!
皆様も良いGWをお過ごしください。