おもちもちもち

娘、おもちとの手さぐり育児記

ロードオブザストロー飲み

 ありがたいことに、お友達から本ブログをご好評いただき、テンションだだ上がりのしろたです、どうもー!!本当にありがとうございます!!単純だからやる気みなぎります!笑

 

さてさて、今日はタイトルにもあります、赤子のストロー飲みについて。

 

赤子を育てるまではちっとも気にも留めていなかった、一人の人間の水分補給、最初の一歩。あ、母乳やミルク以外で!

実は私自身が元々周りに心配されるほど水分を摂らずに生きてきたもので、割と最近まで、おもちの水分補給に気が回っていませんでした。すまんおもち…

 

しかし成長と共に、母が否応なしに迎える何個めかの関門。

その名も離乳食。

そしてそれに伴いじわじわと徐々に訪れる、授乳の減少。

多少は、お粥やおかずの野菜など食材からも水分を得ることはできるとは思いますが、勿論それだけでは足りなくなってくる。

 

つまり、乳類以外にも、お茶などの水分を導入せざるを得ないのです。当たり前だわな!

 

そんな当たり前のことに離乳食を始めてしばらく経ってからようやく思い至り、やろう!と決意。

 

しかしおもち、誰に似たのか液状のものを嫌う傾向が見受けられ、これまでもちょっと水っぽい食材などをあげた時は見事に口の端から垂れ流し、食べ終わる頃には首にしていたスタイは水に浸けたか?ってくらいべしょべしょ。

(これさー、今は慣れたけど最初スタイとはなんぞや!?と耳慣れない横文字にビビって調べた思い出…昔でいうよだれかけです)

 

そうよな、よく考えたらこの赤子はまだ地上に降り立って一年にもならない、言わば人間研修生。搭載機能は呼吸や心拍、吸啜など最小限の生命維持行為。

ご飯を食べる、ストローやコップで水を飲むなどの文化的行為は教えてあげないと出来るわけがない。

 

とは言え、実はお茶はかなり月齢が低い時から何度かあげてみたことはあるものの、哺乳瓶一吸いで即拒否、スプーンであげてみてもぶっしゃあぁぁぁ。

 

こんなんでいつになったら飲めるねん!と頭を抱えていました。

その悩みの最中にも、赤ちゃんイベントに参加するとおもちと同じくらいの子がなんか一丁前に哺乳瓶チックな水筒(のちにこれがスパウトだと知ることになる)で自分でお茶を飲んでいる!何それどうやって飲めるようになってんの…!?と焦る焦る。

が、こんな時にありがたいのが先人の知恵。

 

友人の先輩ママから聞きかじったり、現代育児あるあるの鬼検索の末、出先でも服や周りが汚れずに水分摂らせやすいよーと聞き、かつなにやら子供が持ちやすいように握りやすい持ち手が付いていて、蓋のボタンを押せば中の水分をストローから出すことができ、子供にここから出てくる!と教えやすいという代物があると教えてもらいました。

 

ボタンを押せば水が出るってどんなハイテク(死語)な物!?と首を傾げつつ、いつもお世話になってますアカチャンホンポ様へ。ありがたやありがたや。

 

そこで見つけましたこちら。 

リッチェル Richell アクリア コップでマグ ストロータイプ ネイビーブルー

リッチェル Richell アクリア コップでマグ ストロータイプ ネイビーブルー

 

 

 

ボタンと言っても、蓋の一部分(多分一番縁から距離があって押すとへこみやすい箇所)に「p ush」と書かれていて、押すことで中の空気が押されて、それに押された水分が行き場を求めてストローから出て来る、という簡単な仕組みでした。

ちなみに給湯ポットもこれと同じ原理らしい、こないだピタゴラスイッチでやってた←すっかりEテレファン

 

さて購入したその日、意気揚々とまずは白湯から!と、これで飲めるはずー♪なんてルンルンでおもちに差し出しました。

 

くわえた!今だ!発射!

半透明のストロー内を水が駆け上がっていくのが見え、一直線におもちの元へ到達。

これはすげぇや!!本当に飲めた!!

 

と思った次の瞬間、絵に描いたような「うえぇ」という形におもちが口を開け、「ゲジャァ」とか「ブシャァ」とかなんだか文字には表しづらい音と共に無惨にも吐き出されました。

わあー。ですよねー。

 

何度か試しましたが、この日は自発的に吸うことはなく、押して口に入れてもゲジャーっと吐き出し、スタイを突破し服まで、なんなら肌着までべっしょべしょになり、こちらが心折れて終了。

 

もうぶっちゃけやりたくねぇ…と考えてはしまいますが、育児雑誌や育児アプリにも「ご飯の後は水分補給でお口をスッキリさせましょう!」とか、「お出かけ先でもストローマグがあれば安心☆」みたいなことが必ず書かれている。

 

いや、でも、こういうのって大袈裟目に書いてあったり必ずしも必要ないことも書いてあったりするし、ストローで飲めなくたってコップで飲めればいいんじゃ!?と半ば自分に言い聞かせ、そうだー保健師さんとかにそれでもいいよー!って一言もらえればもう良いよね!うんうん!と期待して市の育児相談会に行ってみるものの、「んー、でもコップだと、もっともっと大きくならないと大人みたいに上手に飲めないし、やっぱりストローでは飲めたほうが楽だと思うよ」と…そらそうや…

 

そんなこんなでやるしかねーなこれは、と改めて腹をくくり、成功者にコツを聞き、大体みんな吐き出され経験者であることに励まされ、習得には経験あるのみ!と毎食後、スタイ数枚重ねたりすぐ拭けるようティッシュやタオルを用意したりして、吐き出され時にも即座に対応。吸えば液体が出るのはすぐに理解したらしく吸いはするけど、飲まずにべしゃあ。

 

それでももう、うがいくらいの気持ちで、口の中に入ればOKくらいの低い志で続けていた、ある日。

つい四日ほど前。

 

吸ったお茶が、口から出てこない。マグの中のお茶が減っている。

 

飲んで…る…!?

 

その日は突然にやってきました!!うおーすごいなぁ上手に飲んだねおもちー!!と狂喜乱舞の母。何だかわからないけど褒められて嬉しそうなおもちは、ニヤニヤしながらストローを噛んでいました(笑)

 

大人からすると何でもない動作の一つでも、この子は頑張って習得した新しい生きる力なんだなぁ、と、ついせっかちですぐに結果を求めてしまう自分をちょっと反省しました。

 

小さい一歩だけども、また一つ成長が見られて母ちゃん嬉しい!

おめでとうおもちさん!!

 

【ちなみにこれから水分補給のステップを迎える方へ・・・】

私達が他にもアカチャンホンポで見かけた中に、上記のストローマグとセットになったこちらもありました。

 

リッチェル Richell アクリア いきなりストローマグセット ピンク

リッチェル Richell アクリア いきなりストローマグセット ピンク

 

 

 が、うちの場合は友人からおさがりで貰った、ピジョンのマグマグセットがあったので、単体で購入したのです。

 

 

 

ちなみにピジョンのマグマグセットは、3か月から使えるニップル、5か月から使えるスパウト、8か月からのコップとストローの4タイプの飲み口がセットになっていて、それぞれの月齢の子が持ちやすい持ち手と、持ち運びに便利なキャップや蓋がついていて、特にお下がりなどを持っていない人はこの一つで賄えるのでおすすめです。

一応こちらもリンクを。

 

 

そして両社さん共に、パッキンやストロー部分の替えなど、部品の調達に優しいので、ストローが裂けた!とか、パッキンが切れた!という時も継続して長く使えると思います(^^)特にピジョンの方は近所の薬局なんかにも部品の取り扱いが多いので、入手しやすいです。マグマグに限らず。

何かと物入りな育児なので、全体の買い替えは家計に優しくないだろうし、部品が変えられるのは本当に有り難いですよね。

 

以上、ご参考になれば幸いです!