保育園、内定しました!
先日、待ちに待った書類が届きまして、おもちさん、今年4月から保育園に通うことが決まりました。
現在私たちが住んでいる市は、昨今騒がれている待機児童問題に例に漏れず直面しているようで、場所や年齢によっては激戦。
また、うちも駄目だったのですが公立の認可保育園は倍率が10倍以上のところもあったりでした。申し込みの段階では第一希望として近所の公立認可保育園を希望していましたが、募集数と希望者数のおぞましい差を見て震え上がり、慌てて認定こども園へ第一希望を変更して、事なきを得ました。
やったー!!良かったー!!
・・・という気持ちは勿論あれど、それでも正直、6割、いや、7割。寂しいなぁ、という気持ちが胸に迫り、書類の文字に目を通しながら、
あぁ、この子とこんなに毎日べったりと過ごしていられるのもあと少しなのか。
毎日成長していく姿を、見逃すことなく堪能出来なくなるのか。
なんて考えて、涙ぐんでいました。
ぶっちゃけた話、私は外では良い人ぶりたがりの見栄っ張りなので他人にはほぼバレずに過ごせていましたが、根はかなりの自分本位で短気な性格です。思い通りに行かないとすぐにイライラしてしまうし、根性無しで、面倒臭いとか嫌だなと思ったらすぐに投げ出したり逃げたりしてしまう。今まではそれが通用してきました。
そんな自分直面した、逃げも隠れも投げ出しも出来ない、育児の現実。
想像していた、赤ちゃんとのニコニコ、温かくて、ふわふわした、ただただ幸せな時間。赤ちゃんは良く寝て、たまに泣いて。お母さんになった私は、いつでも微笑んでおっぱいをあげて、優しい気持ちで愛を注いで。
そんな幻想はもう、「発破!!!!!!!!!!!」の勢いで粉砕されました。ダイナマイト何個仕込まれててん・・・というほどに。
新生児の頃からおもちは寝ないわ寝ない、
産院では毎回授乳後に哺乳瓶へ搾乳する時があったんですがまー私一人だけスポイト一滴くらいしか出ない、
泣き声は断末魔のごとき絶叫、
寝ておくべき時に限って眠れず、
やっと寝られたときに泣き声に叩き起こされ…
(新生児期辺りの事はまた追って詳しく書こうと思います、とりあえず妊婦時代のお花畑は即座に焼き払われた)
育児にもかなり馴れた、落ち着いた、と思ってはまたしても壁にぶち当たり奈落の底に突き落とされ、周りのお母さんはみんなニコニコしてうまくやれてるように見えて(そんな訳ないのはわかってるんだけども)
時に余裕なく、まだ一歳にもならない何にも出来ないおもちに対して辛く当たってしまったりして、寝顔を見ながら猛省したり抱き締めて涙が出たり。
正直、多分他のお母さんより育児を楽しむっていうことが出来てません、今も。どうしても、なんでこんなすごい泣き方するんかなーこんなすぐ機嫌悪くなるんかなーやっぱり私が悪いんかなー一生懸命やってるんやけどなぁ、つらいしんどい…と悩む事だらけ。
だから、こんな母ちゃんと一緒にいるよりは早く保育園でお友だちや先生と過ごした方が楽しいんじゃないかな、私も少し離れて仕事した方がいつもおもちに優しくできるんじゃないかな、早く保育園に入ってほしいなぁ、と思っていました。
でも、でも、
それでもおもちのことは本当に愛しているし、何にも代えがたい宝物だと思っています。
気難し屋なのかもしれないけど、繊細なくせに頑固者な所がありそうで手を焼くけど、それでも私のところにおもちが来てくれて良かった。
そんな可愛くてたまらない我が子と、一緒にずっといられる期間が、あと2ヶ月も無いということ。
やっぱり寂しくなりました。
沐浴の時の気持ち良さそうな顔、
初めて笑いかけてくれた日のこと、
うつ伏せにしたら顔をあげられずあうあう叫んでいた姿、
初めて声をあげて笑った日、
初めての離乳食の一口目でびっくりして泣いた時のこと、
振り向いたら自分でお座りしてて驚かされた日、
新聞紙を追いかけてハイハイの一歩が出た感動…
そういう、ずっと一緒にいたからこそ見られてきた彼女の数えきれない初めての一瞬が、これからは何度か逃してしまうのだろうと思うと、切ない気持ちになってしまって。
いざこうなると寂しくなるなんて、我が儘でしかないんだけども(笑)
でもでも、おもちは私たちの所有物ではなく一人の人間であって、おもちの人生がこれからどんどん開けていくんだから、うん、これでいいんだ!
ってな感じに複雑に複雑を極めた心境ですが、先にも書いたように私たち親子にはきっといい選択だったと思います。
人の中でたくさんの事を学んで吸収して、人と関わって、楽しく過ごしてくれるといいな。そんで、お喋りするようになったら私にそのキラキラした日々を話してくれるといいな。
さて、入園後どうなるか!またそれはその時に書きます!
さて今朝は6:30におもちの絶叫で叩き起こされたから早く寝よう…(笑)